無料の海外特許翻訳法を紹介します。AI(人工知能)翻訳により、翻訳精度は数年前に比べ格段に向上しています。無料の特許公報翻訳サイト(4サイト)とテキスト翻訳サイト(5サイト)を紹介します。同一翻訳サイトにおいて、複数の翻訳方法がある場合があり、翻訳方法により翻訳精度も変わります。いくつかの翻訳例をを紹介しておきます[2021年8月翻訳]。比較して、自分に合った翻訳方法をして下さい。有料の翻訳サイトに負けない翻訳が得られます。
●翻訳使用特許(下記3特許は同じファミリー特許)
 US20180353497A1,CN107849083A,KR20180021784A
 (同ファミリーの日本特許:特表2018-517774)。
 上記3特許を用いて、翻訳サイトの比較も行ってみました。
 同じ翻訳サイト内でも複数の翻訳法があり、翻訳精度悪い場合がある。
●特許公報翻訳
   US20180353497A1翻訳比較 ⑧~⑫参照 
   CN112089705A翻訳比較 ⑧~⑫参照
   KR20180021784A翻訳比較 ⑧~⑫参照
●海外特許無料翻訳法まとめ
 AI翻訳により、無料の翻訳法で特許内容が十分理解できるレベル。
  翻訳方法により、翻訳精度が大きく変わる場合がある。
  時々、変な翻訳もある。その際は他の翻訳方法を試して下さい。 
  次の3サイトのどれかを主翻訳サイト、副はテキスト翻訳利用を推奨。
  ブラウザに翻訳拡張機能インストール推奨(Google Patents必須)。
 ●Espacenet[EPO・Google提供,翻訳例比較③,④参照]
  書誌(要約),請求項,明細書の頁毎に表示・翻訳。
  2通りの翻訳方法[Espacenet翻訳,ブラウザ翻訳機能]、切替容易。
  通常、特許登録されている場合も、公開公報が表示・翻訳。
  原文対比翻訳が可能。請求項番号・明細書段落番号全て表示可能。 
 ●Google Patents[Google提供,翻訳例比較⑤,⑥参照]
  特許公報全体を1頁に表示(英文表示,原語への切替可能)・翻訳。
  従って、特許全体の翻訳はPATENTSCOPE,Espacenetより簡単。
  公開特許・登録特許の何れも表示・翻訳可能。翻訳精度も良好。
  英語以外海外特許は原語翻訳推奨(翻訳拡張機能インストール必須)。
  英語以外の原語特許:請求書番号と明細書段落番号非表示が多い。
 ●PATENTSCOPE[WIPO提供,翻訳例比較①,②参照]
  書誌(要約),請求項,明細書のページ毎に表示・翻訳。
  2通りの翻訳方法[WIPO翻訳,ブラウザ翻訳機能]有り、切替容易。
  通常、特許登録されている場合は、登録公報が表示・翻訳。
  明細書段落番号:非表示,請求書番号:非表示の場合ある。 
  テキスト翻訳はGoogle翻訳,Deepl翻訳,みらい翻訳推奨。
  Google翻訳は当面、Microsoft Edge,Firefoxでの利用がよい。
  
●機械翻訳特許公報代行取得
  上記3サイトの翻訳法による機械翻訳特許公報の代行取得を行います。
  
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